人形町の粕漬の魚久 で、ランチが食べられるのよ、という娘情報で、一度行ってみようと思っていました。そうなると、朝並ばないと買えないという粕漬の切り落としも欲しいし、ちょっと足を伸ばして、問屋街にも行きたいし、と、色々計画しました。
魚久本店は9時開店で、8時40分に整理券を配るというので、1時間並ぶのを覚悟で、普通なら起きたことのないような時間に起きて、出発しました。ところが、7時50分に到着してみたら、おばさまが一人並んでいるだけ。伺ったら、8時に来れば大体大丈夫だけど、それにしても今日はすいている、ということでした。
8時40分近くになって、OLさんとか、ビジネスマンとかが並びましたが、結局10人。
並びなおす必要もなく、4枚の整理券をゲットしました。お店の方が冷たいおしぼりをくださって、うれしかったです。昨日も6人だったとおっしゃっていました。夏冬は、並ぶのもつらいし、夏は生ものを持って帰ることも考えると、少ないのかもしれません。私は、冬の朝の並びの方がきついと思います。本店は時間が早いので、ご近所にお勤めの方は出勤前に整理券をもらい、帰りにピックアップすることができるんですね。
さて、娘との待ち合わせまでたっぷり時間はあるので、まずは蔵前に向かいました。お友達が使う木馬のテープを買うのが目的です。
単なる平織りのテープなんですが、この「単なる」ところがみそで、通販や売っているショップが見つかりません。木馬自体も通販をやっていませんし。
でも、ここに来れば、1メートル単位で買えるのがうれしいです。
この後、樋口愉美子さんのご本以来、注目していたがま口の問屋さん「角田商店」へ。ここは通販しているのですが、木馬からあまりに近くて、一度行ってみようと思いました。問屋さんって、暗くてなんか埃っぽくて、売っているものがよくわからなくて・・・というイメージがありますが、ここは、問屋っぽいけど、なんとなくおしゃれな雰囲気のお店でした。
その後、浅草橋に向かって歩き、
「east side tokyo」を覗き、
「貴和製作所」 に行き、
駅の向こうの問屋街はもうあきらめて、人形町に戻り、カフェワーカーしていました。
魚久のランチは、お店が広いので並ぶこともなく、すぐにお食事が出てきますし、オフィスの方のランチには最適ですね。憧れの銀だらの粕漬です。でも、鮭も捨てがたいです。お食事の後、整理券を渡して4個ずっしりと重い切り落としを買い、家に帰りました。朝早かったし、荷物は重いし、珍しく長い距離の電車に乗ったので、すっかり寝てしまって寝過ごしたし、大変疲れました。
さて、戦利品の切り落としです。これで、税込み約800円です。がっちゃんに大きさ比べのために並んでもらいましたが、がっちゃんは、猫的にとても大きいので、これは比べられませんでしたね。焼いてみました。こういう味噌とか粕とかは洗っちゃいけないと、習ったことがあって、キッチンペーパーでふき取っただけなので、ちょっと焦げてしまいました。後で調べたら、魚久の粕は洗い流していいそうです。味はもちろん、言うまでもなく、大変おいしくいただきました。