去年が初めてのキルト&ステッチショー、今年は池袋サンシャインシティで、日程も10月に変更になりました。もちろん最初から行くつもりだったのですが、いただいたチラシをみたら、松浦先生が作品を展示されるのね、と思ったらトークショーまでされるじゃないですか。というわけで、お友達を誘って、珍しく開場前に並んで行ってきました。松浦先生のお話は、ギャラリートークでしか伺ったことがないのですが、今回はトークショーで、司会の方がいらっしゃるので、いつもとちょっと雰囲気が違いました。それにしても、90センチ以上の作品はもう作らないと、言い切っちゃう先生、すごいです。トークショーの後、先生は新刊本のサイン会だったので、ご挨拶もできず、作品展示を見に行きました。先生の作品は、新刊本の表紙になっている作品だと前日にいらした方のインスタで知っていたのですが、それにしても、迷路の一番奥にあり、そこにあると確信していてもなかなか見つかりませんでした。たぶん、見ないで帰られた方が多かったのでは。
今回のキルト作品の目玉の一つは、先生方所蔵のアンティークキルトです。
これは、チャック先生のおばあさまが作られた作品なんですって、さすが、チャック先生のセンスのルーツという感じですね。これはこうの先生の所蔵のもの。他にも、小関先生所蔵の19世紀チンツとか、上田先生の19世紀のキルトとか、素晴らしいものがたくさんありました。会場が迷路になっていて通路が狭くて、大きな作品全体を撮ろうと後ろに下がると、後のキルトに触ってしまったり、全体を撮るのが不可能だったりすることが多くて、残念でした。それでも、すべての作品が撮影可能で、去年とは格段の違いでした。初回と比べて刺繍とキルトのコラボの企画もこなれてきて、やっぱり今、この作品の方がトレンドですね。
去年、刺繍の展示は、あまりにもスペースが狭くてお気の毒なようでしたが、今回はだいぶ見やすくなっていました。そうそう、女子美術大学の大正~昭和初期の卒業制作の風景刺繍がすばらしかったです、ここだけは残念ながら撮影禁止でした。
今回の会場は、3つに分かれていています。展示やトークの会場から階段を下りて、さらに左右に分かれてショップやフードコートのある会場があります。時間をずらしたためか、フードコートもそれほど混んでなくて、珍しいお店がいろいろあって目移りしてしまいましたが、結局広島焼をいただきました。お腹いっぱいで、和洋のスィーツのお店も出ていたけれど残念でした。お店を見て回っていたら、コンテストの入選作品もこちらに飾られていて、これは、見逃してしまいそうでした。
お買い物はこれだけです。今、お友達の間では、modaのFrench Generalがお流行です。布は買わないように、と思っていた私もやっぱり買ってしまいました。クリスマス用の布なので、何か、すぐ作れるものを、と考えています。それからこの猫ちゃん布は、韓国の作家さんの絵をプリントしたものだそうです。一番上のはショップの上の方に飾ってあったのですが、可愛くてどうしても欲しくて、蛍の光まで、ねばってゲットしました。
いつも出ているショップがなくて、必要なものが買えなかったこともありましたが、全体的にコンパクトにまとまっていて、1日で満足するにはいい規模だったと思います。来年は、土曜日もあるので、お仕事のある方も行きやすくなるのではないでしょうか。