9月10日、いつものように朝、面会と、昨日の検査の結果を伺いに行きました。
昨日、画像はクリニックの方で見せていただき、こんなにダメージがあるなら、もう少し入院していないとだめかな、と思っていたのですが、あっけなく、今日の夕方退院、ということになりました。
後は投薬と通院で経過観察、ということです。
夕方、キャリーに入れて、お薬やお薬を飲むときに使うチュールをたくさん持って、無事に退院しました。
家に帰ったら、一目散にみんながまだ食べていなかったお皿に向かい、ご飯を全部食べてしまいました。
昨日検査で絶食だったせいもあったのかもしれません。例によって全部吐いてしまうのではないかと、心配しました。
その後、家じゅうを探検して、ようやく落ち着いて横になりました。
(9月10日 退院して、くつろいでいるところ)ずっと点滴で水を飲むくせがなかったので、しばらく水を飲みませんでしたが、いつの間にか、それも復活して、トイレも普通に使うようになりました。
がっちゃんにとっては、入院は異次元に飛ばされていた12日間で、帰ってきたら、入院する前の日々からの連続、という感じでした。
ところが、お留守番をしていた猫たちにとっては、突然いなくなってしまったがっちゃん、やっと帰ってきたと思ったら、変な臭いはするし、しばらく遠巻きにしていました。ふうとらんなんて、珍しく寄り添って、「なんかへんなやつがいる」と、がっちゃんを観察していたりして、猫って面白いですね。
今回、重症急性膵炎から復活できたのは、まず、初期の診断が早くでき、治療の開始が早かったことがあります。
ガタイが大きい分、食欲の回復も早く、助かりました。
それから、がっちゃん自身の性格が人見知りを全くせず、むしろ人が好きで、入院中もゆったり過ごせたことがあります。元気になってからは、みんなにかわいがってもらっていました。
人間でも膵臓は症状がでにくく、診断が難しいそうなので、我慢をしてしまう猫はなおさらです。
落ち着いたら、ほかの3ニャンもニャンドックに行こうと思っています。