最近作った手まり

前回の最後の「渦」で、最初の「松葉」から24個の課題を終了したことになり、「草木色で伝える十二の景色」という去年婦人画報の連載の手まりを教えていただけるようになりました。今回のテーマは「矢羽根模様」です。連載の手まりはポストカードにもなっています。同じ色にするつもりはなかったのですが、やはりずっと見ていたので、ひかれてしまったようです。これは、織物のように横に渡した糸に、縦糸を段々にくぐらせていって、矢羽根の模様を作ります。一度やり始めたら、間違えなければ、どんどん進みます。

こちらは、7月の本科コースの「三色矢羽根菊」です。期せずして、矢羽根になってしまいました。まずは、15分割という今までにない数の地割。1本どりのかがり。毎回くぐらせるので、神経を使います。久しぶりに帯を作るので、裏はまったく違う色にしてみましたが、帯の色に迷ってしまいました。

そして、8月の本科コース「糸杉（サイプレス）」です。ここから、新しいお店でのレッスンです。私はいろいろお休みしてしまい、2か月遅れているので、皆さんが作られているこれを早く作ってみたかったです。やはり、杉なので、シックな色合いにしました。作り始めたら、くぐらせることもなく、意外と単純なんですが、手まりがゆがんでいて地割が正確でないと、きれいに埋まっていきません。
この次が本科Bコース最後の「籠目菊」なのですが、これはオンラインで習ったので、これでBコースは終了、来月からCコースになります。