NONAさんでコチニール染めのワークショップ

今日の草木染めワークショップは、コチニールを使って、紫に染めるというお題です。コチニールは、サボテンに寄生するカイガラムシだということは知っていたし、染料として見たこともありましたが、実際にブレンダーで粉々にしてみたら、なんだかねっとりしていて、やっぱり動物性って感じです。実は、お高いんですよね、これ。さて、今日は、コチニールピンクを薄くするために濃染処理をしないでみたり、いろいろやってみましたが、結局最後のインド藍が今回は結構濃かったので、全体的に藍っぽい出来上がりです。
左の一枚は、銅媒染の赤紫、これは手まりをする人みんな好きな色ですね。右は、コチニールで止めたピンクです。お花には使いやすそうです。
コチニールがしっかり入ったものは、インド藍と重ねて、きれいな紫になりました。
こちらは、コチニールが薄かったので、ほとんど藍色です。
娘にエコバッグの染色を頼まれたのですが、紫になるよりは、好みだったようで何よりでした。
コチニール染液もいただいてきたので、リベンジすることにしました。あまり持たないというので、一晩冷蔵庫に保存して、次の日にもう一度加熱してさっそく染めました。左の薄いピンクは、藍と重ねて藤色にしてみようと思います。コチニールはあっという間に染まるので、慌てて引き出しました。右の濃いものは、しっかりコチニールで染めた後銅媒染したもの、こちらはいい感じの赤紫になりました。